赤ちゃんは、特に生後半年まで、股関節の靭帯が弱いため、股関節脱臼が起こりやすくなっています。抱っこの時やおむつを替えるときなどは、股関節脱臼にも十分気をつけてあげてください。

0歳の赤ちゃんがのびのび動いても圧迫を受けないひざの間隔は、36cm。アップリカ育児研究会で解明されたこの数字を考慮して器具を選ぶことも大切です。
赤ちゃんの自然なのびのびスタイル(手はW型、股と足はM型)を無理に引っぱったり、伸ばしたり、しめつけたりすると、股関節脱臼の大きな原因に。股やひざが曲げたいときに曲げられ、伸ばしたいときに伸ばせるのが理想的なWM型。生後約1年は股を圧迫せず、股関節に負担がかからないように育てましょう。
股関節脱臼ってなんですか?
太モモのつけ根(赤丸印)の股関節の骨が、とび出したり、とび出しかけたりする状態が股関節脱臼。放っておくと、歩きはじめても、うまく歩けないかもしれません。亜脱臼や脱臼の状態(レントゲンの赤丸の部分)のまま、気づかずに大きくなると、「股関節の動きが悪くなる」「股関節に痛みが出る」「歩きにくい」「しゃがめない」など、大人になってからいろいろな症状が出てしまいます。
乳児検診で早めに見つけてください
股関節脱臼は保健所などで実施している乳児検診で発見されると、まだまだ手遅れにならないことが多いのです。もし、股関節脱臼と診断されたら、先生方の指示にしたがい、すみやかに治療をスタートすることが大切です。
特に寒い冬は気をつけて
気候が暖かく、裸に近い状態で子どもを育てる国々では、股関節脱臼が少ないことが報告されています。股を開いた状態で抱っこしているので股関節にムリがかかりません。寒い国や冬に生まれた赤ちゃんは、衣類などで知らず知らずに股をしめつけられ、これが股関節脱臼の原因になるといわれています。
おむつや抱っこもこんなふうに
おむつを替えるとき赤ちゃんの脚をひっぱったり、持ち上げたり、抱っこするとき両脚をかかえこみしめつけたりしていませんか?赤ちゃんのM型になっている足を無理にまっすぐにすることは脱臼のもとです。自然な動きを妨げないようにしてあげましょう。
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おむつのあて方
おむつなどは、赤ちゃんの股関節を伸ばしたまま、脚を包まないよう、曲げてあてること。
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おむつの替え方
おむつを替えるときは、両脚をひっぱったり、持ち上げたりせず、左右の足の裏をあわせるように、赤ちゃんのおなかの方へ軽く押してとり替えること。
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抱っこの仕方
抱っこも両脚をたばねるような抱き方でなく、赤ちゃんの股にお母さんの手を入れる抱き方をすること。





































