赤ちゃんとミルクと離乳食

食品には火を通し、それぞれの時期に合った固さにしてあげましょう。お乳がたっぷり出ていれば、7ヶ月頃までは母乳育児でよいでしょう。それまで混合乳であれば、離乳食は目安として5~6ヶ月頃から進めていきます。赤ちゃんの様子をみながら、無理強いはせず、ゆっくり進めていきましょう。

赤ちゃんの栄養摂取方法の移り変わり

1. ごっくん期

最初は赤ちゃんがごっくんと口を閉じて飲み込む練習をする時期で、目安は5~6ヶ月頃です。 固さの目安はヨーグルト程度です。 母乳やミルクの回数を4回から3回に減らし、離乳食を1日に1回、1品、1さじからゆっくり始めましょう。この時期は、赤ちゃんが飲み込むことになれるのが目的ですので、赤ちゃんの機嫌、食欲、便の状態のよいときから始めて、赤ちゃんの様子に問題がなさそうであれば、毎日続けましょう。

2. もぐもぐ期

飲み込むことに慣れてくれば、次はもぐもぐして舌でつぶして、飲み込む練習をする時期です。目安は7~8ヶ月頃。 固さの目安は豆腐程度です。 離乳食を始めて1~2ヶ月をすぎた頃から、時間を決めて午前と午後の2回食にし、母乳やミルクを3回にします。 栄養のバランスを考えて、いろんな食材をとり入れましょう。

3. かみかみ期

舌で上手につぶして飲み込めるようになれば、歯ぐきでつぶす練習をする時期です。目安は9~11ヶ月頃。 固さの目安はバナナ程度です。 離乳食の回数を朝、昼、夜の3回食にし、母乳やミルクの回数を2回程度にします。 食事の時間はだいたい30分程度で切り上げましょう。この頃になると、自分で食べようとします。スプーンを持たせるなど、自分で食べる練習や、お茶をコップで飲む練習をしましょう。

4. ぱくぱく期

形のある食べ物を、歯ぐきでかみかみしてつぶせるようになると、離乳食も完了期です。目安は12~15ヶ月。 固さの目安は軟飯程度で、奥歯が生えるまでは大人よりも少し柔らかめにしましょう。 食事は時間を決めて、朝、昼、夕の3回食にしましょう。間食は食事で不足しがちな栄養を補う目的で、牛乳や果物にしましょう。 離乳食の後期以降は、鉄分が不足しやすくなるので、レバーやいわし、ひじきなど、できるだけ鉄分を多く含む食品をメニューにとり入れましょう。大人と同じ味付けでは少し濃すぎるので、塩分、糖分とも控えめにし、薄味にしましょう。 好ましくない食品は、脂肪の多い肉、タコ、貝類、甘味や塩味の強いもの、香辛料などです。

お母さんへのアドバイス

食品の栄養バランスは2,3日単位で考えましょう。また、赤ちゃんの食べる量はほんの少し。忙しいときは、ベビーフードを利用したり、下ごしらえに電子レンジを使うと短時間でできます。また時間があるときにまとめて作って、フリージングしておくと便利です。中期ごろからツブツブ状が増えてきて食べてくれないときは、とろみをつけると食べてくれることもあります。

電子レンジを使った簡単下ごしらえ

  • 電子レンジで加熱すると、茹でるより短時間で、栄養やうまみものがしません。
  • 加熱時間は短めにセットして、途中で様子を見ながら加熱をしましょう。
  • 水分が逃げないようにラップをかけましょう。密封すると調理時間が早くなります。
  • 加熱むらが出ないように、材料の大きさを揃え、重ならないように並べましょう。

野菜の下ごしらえ

  • ニンジンは細かく切ったほうが早く火が通りやすいように思いますが、
    5mmくらいの厚さの方が早くやわらかくなります。
  • カボチャは水を振ってからラップをかけて電子レンジで加熱。
  • トマトを丸ごとラップで包み電子レンジで加熱すると簡単に皮がむけます。
  • 裏ごしをするときは、茹でてすぐの熱いうちに。
  • ほんの少しの量の食品をつぶすときは裏がでこぼこしたイチゴスプーンが便利。

穀類の下ごしらえ

  • 乾麺は茹でる前にキッチンばさみなどで短く切っておくと食べさせやすいです。
    茹で時間は大人の倍くらいに。うどんなどの生麺も茹でる前に短く切っておきましょう。
  • 細かく切った麺類など少量を茹でるときにはお鍋の中に万能こし器を入れて、その中で茹でるとバラバラになりません。
  • お粥は普通に炊いたご飯からでも作れます。ご飯にお水を足して深めの容器に入れてラップをかけて電子レンジで加熱して、加熱後そのまま蒸らすと簡単にできます。

お肉・お魚の下ごしらえ

  • 魚をほぐすときには皮と骨を取り除いた後、フォークの背でほぐすと簡単です。
  • ひき肉なども、火を通す前に包丁の背でたたくと肉の繊維が切れて柔らかくなります。ささみや薄切りのお肉も細かく切る前にたたきましょう。
  • 挽肉を茹でるときは、茹でるときに固まらないように挽肉に水を少量加えて混ぜます。
  • ササミは凍らせたものをすり下ろして調理すると、なめらかになります。
  • しらすの塩抜きも電子レンジでできます。たっぷりの水としらすを容器に入れてラップをかけて加熱し加熱後水を切れば、簡単です。

ベビーフード

  • 同じメニューでもベビーフードをかけたり、あえたり、手作りのものとベビーフードを組み合わせると、メニューに変化がでます。
  • 初期の頃など、少量の食品を使いたいときにもベビーフードは便利。
  • ベビーフードの米粥はとろみをつけるときにも使えます。
  • お出かけのときは、ベビーフードを使うと便利です。ベビーフードによってはスプーンがついていたり、無かったりします。出かける前に確認しましょう。

大人の料理と一緒に

  • 大人の食事と赤ちゃんの食事を別々に作ろうとすると、毎食のことなので負担になります。
    一緒に考えてしまいましょう。
  • 味付けをする前に大人の料理から取り分けましょう。硬そうだったら、もう1度、煮直してあげましょう。
  • おみそ汁の具も味付けする前に取り出してしまうと離乳食になるものもあります。例えば、ジャガイモをスプーンでつぶしたり、豆腐も小さめに切っておけばそのままでOK。
  • 食べにくそうだったら、とろみをつけたり、小さく切ったり、つぶしたりしてあげましょう。

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