赤ちゃんの脳が発達して尿意や便意を感じとれるようになると、いよいよトイレトレーニングの開始です。でも、お母さんがあせったりせず、気持ちに余裕を持って行なうことが大切です。

トイレトレーニングの開始はいつ?
乳幼児は歩けるようになると、膀胱や直腸の筋肉と、それらに命令を出す神経組織がある程度発達してきます。膀胱に尿がたまったり、直腸に便がたまったとき、尿意や便意などの不快感を感じるようになります。アメリカ小児科学会では「昼寝の後、おむつがぬれていない」「子どもが単純な指示に従うことができる」「トイレに関心をもつ」などがトレーニングを始める目安と紹介しています。
お母さんはあせらず、ゆったりと構えることが大切。
トイレトレーニングは、脳神経と膀胱、直腸との協調機能を鍛え、脳のコントロール機能の発達を促します。また、基本的な生活習慣を身につけさせ、自立心や自信を育てていきます。体質、環境などによって個人差が大きいので、トレーニングが遅れても、後戻りしてしまってもまったく差し支えありません。お母さんがあせらず、ゆったりと構えることが大切なのです。
足が床に届くオマルからのトレーニング開始は、赤ちゃんにとって安心感があり、
長い目でみて成功の秘けつといえるでしょう。
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トイレやオマルを指さすなど興味や関心を持ち始めたら、まずは時間を決めてお部屋で座らせてみましょう。タイミングよくできた時は、たくさんほめてあげてください。
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トイレの間隔が大体わかってきたら、ステップアップ。持ち手付補助便座を使って、大人と同じトイレを使うことが大きな自信につながります。
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自分でパンツやズボンをおろしたり、あげたりするようになれば、持ち手がなくても大丈夫。トイレトレーニングの総仕上げ期です。
トイレトレーニングの成功の秘けつ
トレーニングの開始は「年齢」というよりは、子どもの発達段階を確認して始めるのが成功の秘けつ。膀胱や排尿に関する筋肉が発達段階に達しているかなど、子どもの受け入れ準備ができていることが必要です。米国小児科学会では、次のようなサインを目安として紹介しています。
- 昼寝の後おむつがぬれていない
- 子どもが単純な指示に従うことができる
- 普通のパンツをはきたがる
- トイレに関心をもつ
- 自分で服をぬぐことができる
あせもとはあせの出口(汗腺)がふさがれて炎症が起こったもので,額や首の周り,胸,背中など汗の出やすいところに多く見られます。あせもを予防するためには汗を吸収しやすい肌着を着せ、汗をかいたらまめに着替えさせたり、風呂で汗を流すようにしましょう。扇風機やクーラはひかえめにしてください。しかし、汗をたっぷりかくこともかえって重要で、ヒトが体温を一定に保つことができるのは汗腺の働きによることが多いのです。最近では冷暖房が完備したために、子どもの汗腺の数が減ってきたといわれ,夏に体温が高い子どもが増えてきたという報告もあるということも覚えておいてください。
次にトイレトレーニングについてです。おしっこをするというのは乳児期までは反射的にしているのですが、1歳前後になり大脳皮質の機能がある程度整ってくると,膀胱から尿がたまったという刺激が大脳皮質まで伝達されおしっこをしたいという[尿意]を知覚するようになります。「尿意」を自覚し意識的に抑制して思った場所でできるようになるのが排尿の自立なのです。したがって大脳の成長がなければいくらお母さんが頑張っても自立はできません。トレーニングを早くしても遅くてもあまり差がないのはこの大脳皮質の成長にはあまり学習効果がないためかもしれません。また個人差も大きいのであまり他の子どもと比べないでください。もちろん排尿の自立と知能発達は関係ありません。あせらずに自立できるようになるまで待ちましょう。一般的には2歳半から3歳頃がトイレトレーニングをはじめる目安といわれています。紙おむつか布おむつかのどちらがトレーニングにいいのかについては差がないといわれています。
大人に比べて子どもは発汗量が多く、水分が不足しやすく、脱水の影響も受けやすいです。暑い夏には十分な水分補給を心がけましょう。しかし、糖分・カロリーが高い水分には注意が必要です。お出かけやお風呂の後などの水分補給には、湯冷ましや麦茶、ほうじ茶が良いでしょう。
下痢や嘔吐、熱が出たときはイオン飲料、スポーツ飲料も良いですが、スポーツドリンクにも糖分が含まれています。あげすぎには注意して下さい。下痢や嘔吐の時は多量の水分が失われます。少しずつでもこまめに水分補給するようにしましょう。湯冷ましを嫌がったら、おっぱいやミルクでも、水分の補給になるので無理に飲ませなくても大丈夫です。暑い季節は水分の多いポタージュやスープなどのメニューを離乳食に取り入れるのもおすすめです。
糖分の多い飲み物はちょっと待って!!
子どもたちは甘い物に対して敏感です。乳幼児期は味覚の形成期でもあります。甘い飲み物に慣れさせないように。水や麦茶が飲めなくなったら大変です。冷たい飲み物では、特に急激に甘みにより血糖値が上昇します。食事前に甘い物を飲んでしまうと、空腹感が無くなり、食欲も落ちてしまいます。甘い物のとりすぎには注意しましょう。
トイレトレーニングを考えるに当たって排泄の仕組みをみてみましょう。
おしっこをだすということは、体の中のいらなくなったものを水分とともに体外に出すという大切な機能です。まず、腎臓に血液が循環し、その中から、水分、それに溶けている老廃物が尿として産生されます。腎臓の中の尿細管というところを通るときに、体の中の水分の必要度に応じて尿が濃縮されたり、薄められたりし、最終的に体の中に排泄される尿そのものになるわけです。それが尿管を通って膀胱にためられるわけです。膀胱はおしっこがたまって、いっぱいになるとその情報が脊髄に伝えられ、そこから反射として膀胱が収縮する反応がひきだされ、おしっこが膀胱の外へ出される、つまり排尿となるわけです。でも、その反射だけだと膀胱がいっぱいになったから排尿するといういつまでも赤ちゃんと同じ排泄パターンで、おむつははずせません。発達とともに、膀胱がいっぱいだという情報が大脳にまで届けられ、大脳からの状況に応じてその時点で排尿をしていいのかどうかという命令によってコントロールされるようになるのです。それが可能になるのが排尿の自立いわゆるおむつがはずせるということになるわけです。
では、そのためにはどんなことが必要なのでしょうか。まず、おしっこが膀胱にいっぱいになったという感覚、つまり尿意を的確に認識することです。さらにこの尿意を感じたときにそれをコントロールする機能が必要です。
尿意は、もちろん膀胱がいっぱいになることで感じるわけですが、これには赤ちゃんが手足のコントロールが確立して、赤ちゃんの知覚がよりしっかり認知されてくる時期になっていることが必要です。(ですからあまり早い時期のトイレトレーニングは全く無効です。)つまり、それは歩行の獲得以後といえます。この時期になっておしっこをしたいという感覚をしっかり認知できるようになる準備が初めてできあがるのです。でもはじめから、突然認知できるようになるわけではありませんから、おしっこがでそうな時期にトイレに連れて行ったり、排尿を促すということが必要になるわけです。このようなことを経て赤ちゃんが尿意を認識し、さらには排尿を結びつけて考えることが徐々にできるようになっていきます。赤ちゃんがおしっこがたまった感じをしっかり認識し、さらにはその尿意と自分がおしっこをするという行為をむすびつけていく過程が必要です。 オマル にのせたり、トイレに座らせたりということによってこの状態を育てているわけです。赤ちゃんの尿意をお母さん方が素早く予測してなんてことは無理なことです。そこで、特に生活リズムに注目し、朝起きたとき、食事の後、昼寝の後、などのおしっこが出やすい時間帯をねらって オマルにすわらせたりするのです。こうして尿意があると思われる時期に排尿を促してみることで、尿意と排尿とが徐々に結びついていくのです。そして、 オマルでの排尿に成功したらたくさんほめてあげることも大事なことです。
トイレに座ったりするのをいやがるときもあると思いますが、そんなときは無理をせず、また、出ないとあきらめて オマルから立たせたらすぐにお漏らしなんてこともよくあることです。そんなときもしかったりせず、おしっこが出たと言うことにお母さんと赤ちゃんとで注目してみましょう。排泄と言うことの意識をつくっていく大事な出来事です。このようなことを繰り返しながら赤ちゃんは尿意と排尿を認識し、コントロールできるようになるのです。赤ちゃんの膀胱はまだまだ小さいので、すぐにいっぱいになってしまうこともあり、失敗の繰り返しかもしれません。でも、あせらず、赤ちゃんがいやがらない程度に オマル にすわらせてみましょう。上手にできたり、全くできなくなったりを繰り返しながら必ず排尿の自立は獲得していきます。
トイレトレーニングは焦らず、気長に。いつかは必ずとれます!!
- トイレトレーニングをするときには、最後に手を洗うまでの一連の動作を教えてあげましょう。
- トレーニングを始める前にオマルやトイレに慣れるように、好きなキャラクターのシールやポスターを貼ったり、オマルなどをお部屋に置いておくのも良いでしょう。
- まずはトイレやオマルに慣れさせる事から始めましょう。
- トイレトレーニングに成功したときにはシールを貼ったり、たくさん誉めて子どもと一緒に喜んであげましょう。
- 逆にうまくいかなかった時にも怒ったりせず、励ましてあげてください。出来ても、出来なくても良しというくらいの気持ちで。
- トレーニングが順調に進んでいても、病気になったり、食事内容の変化によって排泄の時間が不規則になったりしたことで習慣が崩れ、トレーニングが戻ることもよくあることです。
- トイレに行くことやオマルを嫌がるようになっても、無理強いしないで時期を待つ方が良いようです。
- おしっこの間隔を表などにつけてみると、その日に取った水分の量などによっても変わりますが、トイレに誘うタイミングなどが大体つかめてきます。
- トイレを嫌がることがあったら、お庭のあるおうちでは、お庭でしてみるのもいいでしょう。

































