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睡眠
赤ちゃんは寝るのが仕事。
昔から“寝る子は育つ”といわれるように、脳やからだの発育を促す成長ホルモンは、眠っている間に分泌されます。
どんな時も心地よく眠れる環境をつくってあげることが赤ちゃんのすこやかな発育につながるのです。
成長とともに、睡眠・覚醒リズムがつくられていきます
一日24時間のリズムを覚えるのは3・4カ月頃
生まれたばかりの赤ちゃんは、一日約18〜22時間眠るといわれています。そして、一日24時間のリズムを覚え始めるのが、3・4カ月頃になります。人間の生体時間は実は一日25時間。それに対して地球時間は24時間。このずれを私たちは毎日調整しています。生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ生体時計が動いていないので、昼と夜の区別なく寝ていますが2カ月頃になると生体時計が動き始めます。3・4カ月頃になると自然のリズム(光と闇)や周囲の人の刺激に影響されるようになり、地球時間とのずれを調整できるようになるのです。そして、2カ月頃から4カ月頃までの間に急速に昼間の睡眠時間は減り、夜に集中して長時間の睡眠をとれるようになってきます。
睡眠・覚醒リズムをつくるために大切な「朝の光」
人間は「朝の光」で一日の24時間にリセットをかけます。一日のリズムを覚え始めた赤ちゃんにとっても、この朝の光を浴びることはとても大切。昼間寝ているからといって暗くしたり、夜、明るくしたまま寝ていると、地球が一日24時間で動いていることが伝わらなくなります。朝起きる時間、夜眠る時間を決め、環境を整えてあげるなど、お母さんや周囲の人々が昼と夜の区別をつけた生活リズムをつくってあげることが大切です。
睡眠不足は、脳やからだの発育障害の原因に・・・
睡眠・覚醒リズムが乱れ、睡眠不足が続くと、脳の動きの障害(集中力・学習能力・意欲・想像力の低下・記憶・感情コントロールの障害、精神的ストレスの蓄積など)や、からだの発育にも障害が生じるといわれています。現在、子どもたちの睡眠時間が減少し、就寝時間も遅くなる傾向にあり、睡眠・覚醒リズムの乱れによって10代になってから社会的不適応を起こすケースなども報告されています。
特に、夜暗くなると出るホルモン“メラトニン”がいちばんよく出るのが1歳から5歳の時期。遅寝で明るい部屋にいると、このメラトニンの分泌が抑えられてしまいます。心身のすこやかな成長のためにも、特に発達段階の赤ちゃんや子どもは、適切な時間帯に心地よく眠れる環境をつくってあげることが大切です。
赤ちゃんが心地よく眠れる環境とは?
心地よい眠りのために、お家の中でもお外でも、統一された環境をつくってあげることが大切です。まず、赤ちゃんの腹式呼吸を妨げず、自然な姿勢を保ってあげること。さらに優しく、リズミカルな揺れは、脳に快く伝わり、心地よい眠りを促してくれます。逆に不快な振動やショックは、赤ちゃんのやすらかな気持ちを壊し、落ち着きのない子に育つといわれています。そして一日24時間のリズムを覚えるためにも、起きる時間、眠る時間を決め適切な時間帯に合わせて光を調整をしてあげることが重要です。
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