「心とからだを守る8・5・8」とは、アップリカの製品づくりの基本となる独自の基準です。
私たちは「赤ちゃん医学」と「育児工学」の研究からわかった、赤ちゃんの「8つの未熟性」と
「5つの危険」をもとに「8つの医学構造」をつくり、製品づくりに生かしています
-


赤ちゃんの頭蓋骨は薄くてやわらかく、完全に閉じてはいません。脳血管も大変もろく、やぶれやすくなっています。また生まれたばかりの赤ちゃんの脳の重さは、体重の約10%の350~400g。生後8カ月には2倍になり、5歳で成人とほぼ同じ約1.2~1.4kgに。
-


運動神経や首の筋肉、靭帯(じんたい)が未発達であるため、不安定でグラグラ。重い頭をまだ支えきれないため、首の屈曲による気道閉塞を起こしやすいのが特徴です。
-


赤ちゃんの呼吸は不安定。気道が細くてやわらかいため閉塞しやすいこと、おなかをふくらませる腹式呼吸であることが特徴です。よって、ひとり座りができるまでは、おなかや気道を圧迫しない仰向けの平らな姿勢で寝かせることが必要です。
-


赤ちゃんの表皮は非常に薄く、きずつきやすいため、直射日光にはあたらないようにしてください。また皮膚は乾燥しているため、トラブルが起きやすいのです。よって皮膚を清潔に保つように、気をつけてあげることが大切です。
-


新生児の背ぼねはまっすぐで、運動神経や筋肉も未発達。無理に座らせずに、背ぼねをしっかりと支えてあげることが大切です。生後6、7カ月頃になると、背ぼねがS字型になります。そして頭を支えることができるようになり、ひとり座りの準備が整ってきます。
-


二足歩行が始まると、歩行時の地面からの衝撃を土踏まず等で和らげます。扁平足・外反母趾等の足のトラブルは、関節痛、腰痛の原因にもなるので、正しい足形成が大切です。また、股関節脱臼を起こしやすいため、股が適切に広げられる姿勢を保つことが大切です。
-


赤ちゃんは保温や放熱の体温調節機能が未発達。体温は赤ちゃんをとりまく環境の影響を受けやすい上、自ら調節できる範囲が非常にせまいため、外的に補ってあげることが大切です。
-


生まれたての赤ちゃんは、生体リズムができておらず、一日約18~22時間昼夜の区別なく寝ています。リズムができてくると、寝ている間に成長ホルモンが分泌されます。よって睡眠環境を整えてあげることが大切です。
-


酸素飽和度とは、血液中の酸素の濃さを表す数値。低下すると脳やからだの発達に影響を及ぼす場合があります。特に首のすわらない赤ちゃんを無理な姿勢で座らせたり、おなかを圧迫するようなことがないよう、注意をしてあげてください。
-


揺さぶられ症候群とは、赤ちゃんを強く揺さぶることで起こり、外傷がないにもかかわらず、脳内に出血などの損傷を起こすというもの。欧米では子どもへの虐待の主な原因として知られていますが、虐待以外でも頭と首が強く揺さぶられると同じような状況になる場合があり、特に首のすわらない赤ちゃんは気をつけてあげることが大切です。
-


乳幼児突然死症候群とは、それまですくすく育っていた赤ちゃんが、突然亡くなってしまう病気です。生後4カ月から1歳未満に起こりやすく、主な危険因子として「うつ伏せ寝」「非母乳栄養」「喫煙」「あたためすぎ」「未熟児・低出生体重児」などがあげられています。アメリカ小児科学会ポリシーステートメント※では、その予防として「うつ伏せ寝にしない」「あたためすぎない」ことを推奨しています。
※「PEDIATRICS」2000年3月号P650~656
-


睡眠障害とは、夜型の生活により生体リズムの乱れや睡眠不足が起こり、これが続くと学習能力の低下、感情コントロールの障害、発達の遅れ、不登校につながる場合があります。朝起きたら日の光を浴び、夜寝るときは暗くするなど、昼夜の区別をつけた生活を心がけ、赤ちゃんの睡眠環境を整えてあげてください。
-


アレルギー疾患とは、ホコリ、花粉、排ガスなどの有害物質による大気汚染が原因のひとつと言われており、近年、ぜんそく有症率の増加や花粉症の低月齢化も進んでいます。赤ちゃんはまだ気道が細く、大人に比べて体のあらゆる機能が未熟です。特に生後数年の環境がその後のアレルギー発症に影響を与えると言われており、赤ちゃんの周りの外気には十分注意が必要です。
-


頭と首を安定させ、酸素飽和度の低下を防ぐ姿勢
自然な姿勢で眠ることができ、頭と首を安定させ、気道を圧迫せず、腹式呼吸も妨げません。
-


気道の圧迫を防ぐ構造
頭を安定させ首のねじれを防ぐパッドで、気道が圧迫されて起こる酸素飽和度の低下を防ぎます。
-


通気を調節できる構造
熱がこもりやすいシート部分に通気孔を設け、放熱効果を高め、背中を快適に保ちます。
-


股関節をより自然な形に保つ構造
自然な股と足のM型スタイルを守り、姿勢を安定させ、股関節をより自然な形に保持します。
-


首や姿勢に負担をかけない構造
リクライニング角度によりヘッドガードが変化して、頭頂部を保護し、首や姿勢にムリをかけません。
-


心地よい眠りを誘う構造
ベッド部分だけがゆるやかに水平にスウィングし、赤ちゃんの気持ちがゆったり落ちつきます。
-


日ざしの向きに合わせて守る構造
赤ちゃんの様子を見ながら、幌を細かく角度調整し、紫外線や風から守ります。
-


有害な環境から守る構造
ほこりや花粉、排ガスなどの有害物質から遠ざけ、赤ちゃんに快適な環境を保ちます。

私たちは、未熟な赤ちゃんを守る製品の安全性・品質向上のために、世界初となるセンサー付き新生児ダミーを開発して繰り返し行われる、自社施設でのチャイルドシート衝撃実験や、独自の厳しい品質基準を設けるなど、赤ちゃんの理想的な環境の追求を続けています。





































