コミュニケーションで大事なことの1つ目は“言葉”。
”言葉“を育むための元となる体験は、親からの語り掛け、おばあちゃんやおじいちゃん、同じくらいの年齢の子ども、そして年上・年下の子どもの言葉を聞き、話し、やりとりすること。生活の中での会話はできるだけ、幅広く、豊かな方が好ましいのです。
“共感”とは、他人がしていることを見て、自分のことのように感じられること。相手に対して優しくする、これは子どもに生まれつき備わっているものではないようです。子どもは、赤ちゃん時代から親のしていることを基本的にまねて育ちます。大人が人に優しく接している様子を子どもにたくさん見せておくことが、共感性を育むことにつながっていきます。