アップリカの「平ら」なベッド型チャイルドシート

弱点その1:
頭でっかちで首はぐらぐら

弱点その1:頭でっかちで首はぐらぐら

 

おなかの中では身長の半分ぐらいが頭だったんだけど産まれる頃には4頭身になるよ。
でもまだまだ一生で一番、頭でっかちの時期なんだ。
頭が大きい理由はね、体より先に脳が早く発達するから。頭の重さは体重の10%位あると言われているよ。

大きくて重い頭を支えなきゃいけないのに、首の筋肉はまだ発達していないから、首はぐらぐらなんだ。
だから、少なくとも首がすわる生後4カ月前後までは、平らに寝かせてくれないと首が前に垂れやすくなって、空気の通り道である気道がふさがれてしまうことがあるんだ。

出典

弱点その2:
呼吸がまだ下手くそ

弱点その2:呼吸がまだ下手くそ

 

ボクの肋骨は水平で、胸の筋肉もまだ発達していないから、胸を十分ふくらませて呼吸するのが苦手なんだ。
だから、一生懸命おなかをふくらませて腹式呼吸をしているよ。
産まれてすぐの頃は、1回の呼吸で少ししか酸素を取り込めないからママやパパの2倍の回数、呼吸をしているんだ。

脳もまだあまり発達していないから、呼吸のコントロールもうまくできないことがあるよ。
だから頑張って呼吸しているボクのおなかを圧迫するような姿勢にしないでね。

出典

赤ちゃんの呼吸を守る
酸素飽和度のおはなし。

近年耳にするようになった、酸素飽和度という言葉をご存じでしょうか?これは血液中の酸素濃度の目安です。

生後すぐの頃、赤ちゃんの首が前に垂れた姿勢だと、酸素飽和度が下がる可能性があります。チャイルドシートの中で呼吸しづらい状態が続くと、脳やからだに影響する場合があると考えられています。「平ら」なベッドは、赤ちゃんの首やおなかを楽な姿勢に保て、気道の閉塞が起きにくく、赤ちゃんが呼吸しやすい状態にしてあげられるのです。

弱点その2:赤ちゃんの呼吸を守る酸素飽和度のおはなし。

“酸素飽和度の低下”に関する研究報告

イス型チャイルドシートに首のすわらない赤ちゃんを座らせると酸素飽和度の低下を招く可能性があることが、1999年11月20日、第44回日本未熟児新生児学会で、また米国小児科学会においても、2001年に同様の研究結果が報告※1されており、最近では、2016年にも車内の振動をシミュレートした状態での研究報告※2がされています。

参考文献
※1 Merchant他、アメリカ医学雑誌『PEDIATRICS』Vol.108 No.3,September 2001,P647~652
※2 Arya R,Williams G,Kilonback A,et al.Arch Dis Child Fetal Neonatal Ed doi:10.1136/archdischild-2016-310730

「平らな姿勢は赤ちゃんの呼吸を安定させます」

東京女子医科大学附属足立医療センター
新生児科・教授 長谷川久弥先生

筋力が十分でない赤ちゃんは、自分で自由な姿勢をとることが困難です。首が前屈すると、気道が塞がりやすくなり、上体が前屈すると腹部が圧迫され横隔膜の動きが制限されます。平らな姿勢でいることで、赤ちゃんの呼吸は安定します。また、赤ちゃんの体をインナークッション等で適度にサポートすることにより、姿勢が安定し、赤ちゃんの不安感が軽減します。

アップリカは、まだ自分の気持ちを言葉にできない赤ちゃんのために、1997年の発売以降25年以上にわたり研究開発を続けた、独自の「平ら」なベッドで赤ちゃんの呼吸を守ります。

アップリカの「平ら」なベッド型チャイルドシート
※ 画像はすべてイメージです。