子育てを楽しむ秘訣ココにあり/ 見逃さないで。“愛しさ”いっぱいの3年間
子育てのこと

見逃さないで。“愛しさ”いっぱいの3年間

#子育てを楽しむ秘訣ココにあり

赤ちゃんはかわいい。でも、たくさん泣きます。たくさんウンチします。お世話も大変です。
「育児書」に書かれているように育つ子はいないし、仕事のように、努力した分だけ成果が出る。。とも限りません。

ただ、ママの顔、声、ニオイ、やわらかい感触が赤ちゃんは大好きで、トイレの中までも追いかけてきてくれる、無条件の愛情や信頼を示されることも人生でそれほどありません。隣の赤ちゃんとつい比べてしまうこともありますが、不安を感じたり、ちょっと悩んだときは”赤ちゃん“そのものをよーく見て、その行動の理由を考えてみてください。そのとき、このManabiyaのスペシャリストの先生方の知見がとても役立つはずです。

例えば、赤ちゃんはある時期になると、おっぱいを飲んだり、やめたりと“ムラ飲み”をします。それは親にとっては困ったことですが、小児科医の小西先生によると、赤ちゃんの立場で考えると違う意味を持つそうです。赤ちゃんが意思を持って自分で飲む量を決め、飲みたいだけ飲めるようになったという、発達の上でとても大切な喜ばしいことだと説明されています。

ちょっと視点を変えて赤ちゃんをありのままに見ることで、赤ちゃんとのつきあいが楽しくなったり、たくさんの”愛しさ“に出会うことができます。この時期にしか出会えない赤ちゃんの笑顔、しぐさ、成長の節目にたくさん出会えることをManabiyaは心から願っています。

※小西行郎著. 『はじまりは赤ちゃんから』. 赤ちゃんとママ社, 2013,128p